ヒルズにペルナンブーコを見た
受験生にとってゴールデンウィークほど辛いものはないス。
でも、唯一これだけははずせない!と思って行ってきました。
ブラジル北東部、ペルナンブーコからやってきたSilverio Pessoa(発音表記:シウヴェリオ・ペッソーア)のライブです。

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場所は六ヒルのアリーナ。
普段こんなところに来なさそうな人がいっぱい来ていてなんか不思議(自分も含めて笑)。
ステージにはペルナンブーコの州都レシーフェの街並みを切り取ったのであろう、パステルカラーのコロニアル建築がニョキニョキっと建っていた。ディズニーのアトラクションチック。でも曇りガラスの背後には照明もセットされており、中にはカーテンもなびいていたので、ディティールには凝っていた。さらに建物の上空には電球がセットされており、レシーフェの夜を演出するシーンも。そこまで凝るんだったらもっと建築もがんばって欲しかったなぁ・・・。お金をかけず、せめて136とかの地番(番地)だけでもAzulejo(タイル)か何かで作ればさらにリアルになったのに。。でも収益があまり見込めなかったであろう今回のライブに、あれだけの大掛かりなセットをやるとは大感激。

で、肝心のライブは・・・もう最高!!
ほんと、この一言に尽きる。
ここ最近見たライブの中で一番良かった。
何が良かったって、やっぱりシウヴェリオのパフォーマンス。音だけではない彼のしぐさ、体の動かし方なんかにずーと見とれてしまいました。それにやっぱり野外が似合うねー。フジロックとかに彼を呼んだら、もう最高に盛り上がること間違いなしだ。

最前列で腰を激しく動かしていたレディーたち、ビール片手にお腹を揺らせながら踊るブラジル人の中年カップル、僕の前でハンディ望遠鏡(バードスコープ)で何かをずーっと見ていた人、腕を組んで遠い地からやってきた異質な音楽に聞き入っている人、、見渡せばブラジル人もけっこう来ていたけど、日本人も体を激しく揺らし盛り上がっていた。


何だっていいんだ。人それぞれでいいんだ。こうやれなんていう決まりなんてないんだ。
つまらないことなんて忘れちまえよ。もっと柔らかくなれよ。

3m先のシウヴェリオから、なんだかそう言われている気がした。

帰国して4年。仕事では役人や他国政府を相手にすることが多いため、新しいものがとにかく取り入れられにくい既得権益保守的な固い、硬い環境の中におかれ、さらにプライベートでは資格の勉強で法令集とテキストに埋もれている昨今。

自分の中で思考や発想が随分と一辺倒になってしまっていたことに改めて気付いた。
これじゃいかん。たとえ体力は衰え白髪が増えようと、頭の中だけは常に20代でいたい。
イチロー風に言うなら"精神的な脂肪"は付けたくない。いや、付きそうになったら鉋で削り落としてやる。

行動せざる者語るべからず。
Faco Diferenca!

シウヴェリオは彼のゴールをこう定めている。

「伝統により音楽をもっと豊かな者にしたい。僕のやっていることはある意味、ジミ・ヘンドリックスがブルースでやっていたことで、フォホー(ブラジルのフォルクローリ)は世界中で演奏される国際的音楽になると信じている。ブルースやレゲエのようにね。」(本人談)

シウヴェリオ・ペッソーアのオフィシャルサイトはこちら>>>

Valeu! Silverio!!
そして、やはりペルナンブーコには行かなくてはと再確認。。。

GWの束の間の楽しみは、極上の気分転換になりました。


PS
あんまりお伝えしたくないのですが、我がフラメンゴは5/2、アウェイのDefensor戦で0-3の完敗。ラジオをずーっと聞いていたのですが、まったくいいところ無しで、ミスパスが多すぎ。来週5/9のホームで4-0以上で勝たなければ2回戦進出は厳しくなってしまいました・・・。どうなってるんだ!!!!

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さらに「どーなってるんだ!」ってのが、その試合のハーフタイムにNey Franco監督とキャプテンを務めていたJuninho Paulistaが交代選手をめぐって口論したようで、敗戦後、Juninho Paulistaの契約解除が発表されるというとんだハプニング付き。
いくら彼がリベルタドーレス杯要員で移籍してきたとしても、こんな電撃的な解雇が許されるのでしょうか・・・。信じられない。。。チームとしていかにこの敗戦がショックだったかを物語っています。
今週末にはカリオカ杯の決勝戦(対ボタフォゴ戦)も控えているだけに、この電撃的な解雇がどう響いてくるのか、もう心配でなりません。。
gracas a deus...
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by hayatao | 2007-05-05 05:24 | ライブ
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「すべての道はブラジルに通ず」リオ育ちの日本人による徒然日記。ブラジルの建築・デザイン・サッカー関連のことが中心です。建築設計事務所での修行を終え08年12月よりサンパウロ勤務。カステラ工房主宰。
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