まずは下のURLをクリックして、ブラジルで今流れているCMを見ていただきたい。
http://www.youtube.com/watch?v=LWZB7Y-F9Hg 訳 子供:「パパ、何が起きてるの?地震?」 パパ:「落ち着いてトシロウ。日本に来ているんだよ。コロラードという人たちが!」 子供:「コロラード?」 今宵、トヨタカップの初戦を迎える南米代表インテルナシオナル。 ブラジル南部、Porto Alegreをホームタウンに置くクラブで1909年創設。同地方のもう一つの名門グレミオ(過去トヨタカップ優勝国)と人気を二分する名門中の名門クラブです。今回のトヨタカップがクラブ創設以来初めてのことですが、ブラジル選手権3回の優勝経験を持ち、過去には日本代表経験のあるファルカン、鉄の闘将ドゥンガ、代表のキーパーを長く務めたタファレル、元京都サンガのジウマール(フラメンゴのキーパーというイメージが先行するけど)も元インテルナショナル・・・など、派手さはないものの堅実な職人的プレーヤーを数多く輩出しています。最近巣立っていった中では、現ブラジル代表のニウマール(フラメンゴに移籍予定!!)、ダニエル・カルヴァーリョ、ハファエル・ソビス(トヨタカップ出てから移籍しろよ・・・。)などなど。 そんなインテルナシオナルの熱狂的なサポーターをColorado(コロラード)と呼ぶのです。今回のCMは、RBS(ブラジル南部のローカル局)限定で流れている車(Volks Wagen do Brasil)のCMなんですが、車とは全く関係ない内容なのがさすがブラジル。この時期はコロラードありきなのです。でもま、地震大国からするとちょっとやりすぎな気がしますが。。しかも、お父さんが読んでいる新聞は中国語と日本語が混ざっているし、お父さんの日本語はめちゃくちゃだし、、、相変わらずの日本観だけど。。。ま、これもこれで面白い。 そもそも、このクラブの名前"Internacional(ポルトガル語ではインテルナシオナル。英語ではもちろんインターナショナルの意)"の由来には素敵なエピソードがあるのです。ブラジル南部はドイツ・イタリア・ポーランド系の移民が多いんですが、ドイツ系住民を中心に組織されたもう一方のクラブ、グレミオに入団を断られたサンパウロからの移民ポッピー兄弟が、民族、国籍、宗教、人種などあらゆるルーツを持った選手を受け入れるとして「インテルナシオナル」という名で発足させたクラブなのです。。さすがに今のブラジルではそのようなあからさまに差別的なクラブはありませんが、20世紀前半はまだ人種、民族差別が色濃く残されていたんですね。 そんなわけで、今宵、インテルナシオナルが決勝へ向けて発進する。 帰りたいな早く・・・・・・
by hayatao
| 2006-12-13 04:17
| サッカー
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by hayatao
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