カテゴリ:ライブ( 8 )
マリーザ・モンチ ライブレポート
5/30、行ってきました。
Marisa Monte(マリーザ・モンチ)@Bunkamuraオーチャードホール。

運よく2列目中央という最高の席で酔いしれた2時間弱。
マリーザとメとメで語り合った2時間。

幻か?

そうだ、きっと幻だ。そうに違いない。
あの日、あのホールには間違いなく天使がいた。

b0020525_12166100.jpg
ブラジル人はもちろんのこと、世界中のファンから愛されるブラジル音楽界の至宝、マリーザ・モンチ。
ブラジルでは見ることができず、今回念願叶って初めて見ることができました。
ライブにはブラジル人も結構来ていて、オーディエンスが大声でマリーザに話しかけたりするブラジル式なシーンが多々あったり、終盤にはマリーザが自ら「ステージの近くに踊りにおいでよ」と言わんばかりのしぐさで、来るわ来るわ。ステージ周辺はあっという間にダンスホールに。熱狂的な日本人ファン以外はほとんどがブラジル人だったけど、僕ももれなく2列目で熱唱!"Velha Infancia"と"Ja sei namorar"は完璧!(歌詞を教えてくれたminha sogra, I先生ありがとう!)

といった感じでライブ中はどっか他の世界に行ってしまっていたので、ようやく落ち着いてレポートできる状態になったのでご報告~~

***

昨今でこんなに打ちのめされたライブは、カエターノのライブ(2005年)以来でした。カエターノのライブをオペラのようなスペクタルな総合芸術とするならば、マリーザのステージは、まさに天使の舞。その細い体からは考えられないような力強い透明感のある美声。そして、体全体を使った豊かな表現力。

あれはダンスとは違う。演技とは違う。マリーザまで2mの距離でずーと彼女を見ていてよくわかったのですが(正直言って終始ドキドキだよー!)、笑顔はもちろん素敵なのですが、1曲1曲に対して表情がすごく豊かで、そしてその感情がそのまま体の動きに繋がっていて、、、脳学者の茂木さん的に言えば、感情が意識と覚醒のレベルを調節する脳幹を通過せずに、体の動きをコントロールする小脳にそのまま直結している状態っていうのだろう。か。
たとえポルトガル語がわからなくても、その姿を見ているだけで何を言おうとしているのか、何を語ろうとしているのか、全て伝わってきそうな表現力だったと思います。あんなに感情がこもった歌い方をする人、初めて見ました。

b0020525_10544513.jpg
マリーザの動きからは女性しか表現できないような"流れ"、"柔らかさ"を感じます。男では決してまねのできない動き。手の先だけを追ってみると、とてつもなく美しい曲線を描いているのでしょう。それはオスカー・ニーマイヤーの曲線やHelio oiticicaのインスタレーションに通じるものがあります。と言わせて。笑

どれをとっても「美しい」。
ほんとに「美しい」という言葉がぴったり来る人だと改めて思いました。
それは美貌と美声を併せ持ったマリーザというのもあるかもしれませんが、むしろその振舞い、表現力こそが美しかった。
Dadiをはじめ9人の超職人的玄人を引き連れたバンドであることを承知の上で言っても、マリーザの輝きは際立っていました。(前方右側に座っていたViolao奏者、Pedro Mibielliくんもいい表情してたな。)


一行は今頃ソウルなのかな。
名古屋→東京→ソウル→マカオとアジアツアーを終えてツアーラストは8月にサンパウロで行われる模様です。
次回は日本ではなくブラジルで聞かなきゃ!
ほんとにarigatoマリーザ。

マリーザ・モンチ公式サイトはこちらから>>>
アテンドを勤めた盟友megyuのページはこちらから>>>
きれいな写真がいっぱいのライブレポートはこちらから(ZEPP名古屋)>>>


以下、一ファンとして・・・

b0020525_12191916.jpg
黒いマリーザ。赤いマリーザ。きみはどっち。


b0020525_13172648.gif
動きの"流れ"が全く通じませんが笑、味わってください。プチ臨場感。写真をつないだだけなので勘弁して。

b0020525_12245055.jpg
最後にマリーザ姫からのbeijoをお裾分け~。
[PR]
by hayatao | 2007-06-01 04:34 | ライブ
ヒルズにペルナンブーコを見た
受験生にとってゴールデンウィークほど辛いものはないス。
でも、唯一これだけははずせない!と思って行ってきました。
ブラジル北東部、ペルナンブーコからやってきたSilverio Pessoa(発音表記:シウヴェリオ・ペッソーア)のライブです。

b0020525_4334128.jpg
場所は六ヒルのアリーナ。
普段こんなところに来なさそうな人がいっぱい来ていてなんか不思議(自分も含めて笑)。
ステージにはペルナンブーコの州都レシーフェの街並みを切り取ったのであろう、パステルカラーのコロニアル建築がニョキニョキっと建っていた。ディズニーのアトラクションチック。でも曇りガラスの背後には照明もセットされており、中にはカーテンもなびいていたので、ディティールには凝っていた。さらに建物の上空には電球がセットされており、レシーフェの夜を演出するシーンも。そこまで凝るんだったらもっと建築もがんばって欲しかったなぁ・・・。お金をかけず、せめて136とかの地番(番地)だけでもAzulejo(タイル)か何かで作ればさらにリアルになったのに。。でも収益があまり見込めなかったであろう今回のライブに、あれだけの大掛かりなセットをやるとは大感激。

で、肝心のライブは・・・もう最高!!
ほんと、この一言に尽きる。
ここ最近見たライブの中で一番良かった。
何が良かったって、やっぱりシウヴェリオのパフォーマンス。音だけではない彼のしぐさ、体の動かし方なんかにずーと見とれてしまいました。それにやっぱり野外が似合うねー。フジロックとかに彼を呼んだら、もう最高に盛り上がること間違いなしだ。

最前列で腰を激しく動かしていたレディーたち、ビール片手にお腹を揺らせながら踊るブラジル人の中年カップル、僕の前でハンディ望遠鏡(バードスコープ)で何かをずーっと見ていた人、腕を組んで遠い地からやってきた異質な音楽に聞き入っている人、、見渡せばブラジル人もけっこう来ていたけど、日本人も体を激しく揺らし盛り上がっていた。


何だっていいんだ。人それぞれでいいんだ。こうやれなんていう決まりなんてないんだ。
つまらないことなんて忘れちまえよ。もっと柔らかくなれよ。

3m先のシウヴェリオから、なんだかそう言われている気がした。

帰国して4年。仕事では役人や他国政府を相手にすることが多いため、新しいものがとにかく取り入れられにくい既得権益保守的な固い、硬い環境の中におかれ、さらにプライベートでは資格の勉強で法令集とテキストに埋もれている昨今。

自分の中で思考や発想が随分と一辺倒になってしまっていたことに改めて気付いた。
これじゃいかん。たとえ体力は衰え白髪が増えようと、頭の中だけは常に20代でいたい。
イチロー風に言うなら"精神的な脂肪"は付けたくない。いや、付きそうになったら鉋で削り落としてやる。

行動せざる者語るべからず。
Faco Diferenca!

シウヴェリオは彼のゴールをこう定めている。

「伝統により音楽をもっと豊かな者にしたい。僕のやっていることはある意味、ジミ・ヘンドリックスがブルースでやっていたことで、フォホー(ブラジルのフォルクローリ)は世界中で演奏される国際的音楽になると信じている。ブルースやレゲエのようにね。」(本人談)

シウヴェリオ・ペッソーアのオフィシャルサイトはこちら>>>

Valeu! Silverio!!
そして、やはりペルナンブーコには行かなくてはと再確認。。。

GWの束の間の楽しみは、極上の気分転換になりました。


PS
あんまりお伝えしたくないのですが、我がフラメンゴは5/2、アウェイのDefensor戦で0-3の完敗。ラジオをずーっと聞いていたのですが、まったくいいところ無しで、ミスパスが多すぎ。来週5/9のホームで4-0以上で勝たなければ2回戦進出は厳しくなってしまいました・・・。どうなってるんだ!!!!

b0020525_5235949.jpg
さらに「どーなってるんだ!」ってのが、その試合のハーフタイムにNey Franco監督とキャプテンを務めていたJuninho Paulistaが交代選手をめぐって口論したようで、敗戦後、Juninho Paulistaの契約解除が発表されるというとんだハプニング付き。
いくら彼がリベルタドーレス杯要員で移籍してきたとしても、こんな電撃的な解雇が許されるのでしょうか・・・。信じられない。。。チームとしていかにこの敗戦がショックだったかを物語っています。
今週末にはカリオカ杯の決勝戦(対ボタフォゴ戦)も控えているだけに、この電撃的な解雇がどう響いてくるのか、もう心配でなりません。。
gracas a deus...
[PR]
by hayatao | 2007-05-05 05:24 | ライブ
元気なジョアン・ジルベルト
昨日行って来ました。ジョアンのライブ@国際フォーラム。

b0020525_2037613.jpg
3年前の初来日以来、すっかり日本が気に入ってしまったボサノバの神様ことジョアン・ジルベルト。
初来日の時には、まさか3年連続で来ることになるとは思ってもみませんでしたが、いわゆる神様と呼ばれる人が母国でライブやらずに、わざわざ日本まで来て演奏してくれることはありがたい事です。

僕はもちろん3年連続ですが、今回は正直言ってチケット買うかどうか一瞬迷いました。だって高いのさ・・・。
でも、行って大正解でした。今回は19時開演予定だったのですが、どうせまた遅れるだろうと、19時半ごろ入ったものの、ジョアンはまだホテルというアナウンスが流れ、結局1本のギターを片手にジョアンが舞台に現れたのは、20時過ぎ。バイアーノ+カリオカなので仕方ありません。来てくれただけマシ。で、2時間強、計32曲を披露してくれました。今年の講演で世界初披露したという噂の曲「Pica-pau」もやってくれました。この曲最高!リズムもいいし、リリックも良いし。Pica-pauとは”キツツキ”のことなんですが、歌詞を聞きながら曲を聞いていると公園の中にいるキツツキと、公園で遊ぶ少女や少年たちの情景がフワッと浮かんでくるとってもチャーミングな曲!そして、「O Pato」の演奏終盤、ジョアンのメガネがズレ落ちそうになり曲が途切れるというハプニングが。笑。Patoのように首を振りすぎたジョアンの姿もチャーミング!
というわけで、明らかに去年や一昨年とは違った趣のあるライブでした。僕は楽器を弾ける人ではないのでよくわからないけど、今日のジョアンのギターはズレまくってたように聞こえたし、声も出てこない場面が多々ありました。そりゃそうだ。御年75歳。おそらく今回が最後なんだろうなぁ・・・と思ってしまいました。


が、そんな矢先、こんなニュースが・・・
http://www.asahi.com/culture/update/1110/018.html
http://www1.folha.uol.com.br/folha/ilustrada/ult90u65908.shtml

隠し子発覚とは!おぉ、やっぱり彼も元気なカリオカだったのね!!
これまたすごいタイミングだ。

今回のライブのサブタイトルだった「最後の奇跡」とはこのことだったのか、とPatoのように首を振って納得。。。
また来年も行くことに決めました。
[PR]
by hayatao | 2006-11-10 21:09 | ライブ
アン・サリーさんな1日
先週土曜日、行ってきました
『アン・サリーライブ 2006 at 静岡県長泉町』。

今年初めてのアンさんライブ。アンさんの生声のためならどこへだって行きますとも。
初めてアンさんのライブに行ったのが、1stアルバム「Voyage」を出したときだから、かれこれもう5年前。以来、毎年聞きに行ってます。

今回は折角プチ遠出するのだから・・・と、新宿から小田急線新型ロマンスカーVSEを利用!

b0020525_981422.jpg
b0020525_8315728.jpgそーです。そーなんです。ロマンスカーのTVCMで唄っているのはアンさんなんです。
>>CMはこちらから
(「箱根の学校編」です。)

b0020525_8381298.jpgしかも何を隠そう、私は電車好き。。小さな頃から夏休みの小田急線と京王線のスタンプラリーは欠かさず制覇し、小5の時自由研究でやったのは「東京地下鉄大研究」。

電車と共に歩んだ小学校生活でした。
b0020525_8585925.jpgで、このロマンスカーVSE(通称:ロマカVSE)。デザインは建築家の岡部憲明氏。岡部氏といえば、あの関西国際空港を設計したRenzo Piano氏の下で働き、日本支部の代表をされていた方です。ま、関空は地盤沈下が問題となっていますけどね。
b0020525_9122430.jpgヴォールドの屋根。間接照明が天井のテクスチャーを際立ててます。RomanceCarだけにRが強調されたかどうかは不明。
木をふんだんに使った内装は、それがたとえシートでもやっぱりホッとしますね。水廻りスペースを設けた車両もゆらりと曲線を使って。R。R。
b0020525_9243553.jpgb0020525_9244445.jpg
b0020525_937049.jpg車両を仕切る自動ドア。ガラスにドット状のシートを貼っていて、上から下に行くほどドットの密度が濃くなっていきます。柔らかく仕切られていて、まるで1台に乗っているような気分でした。客室車内は走行方向のラインが強調されたデザインで、写真右下のLED照明が効果的。
b0020525_941885.jpgb0020525_9411518.jpg
b0020525_1024189.jpg限定発売のロマカVSE弁当。味は・・・。パッケージも含め岡部氏もきっとここまではデザインできなかったんだろうなぁ。車体はいいもん作っても、小田急ブランドはまだまだみたいです。
b0020525_1003327.jpg小田原で下車。VSE、さよなら~~。1時間ちょっとの乗車で一体何分間着席していただろうか・・・。
ここから東海道線に乗り換えて三島まで行きました。

b0020525_1092768.jpgb0020525_1093830.jpg
三島に以前来たのは10年前。記憶が断片的でしたが、改めて訪れると写真のような小川が町のあちこちに流れていて、またこれがすごく綺麗なんだな!カルガモ、アヒル、そして白鷺(!)までもがゆらゆら~と泳いでます。
自分専用の橋を渡って家に入るって何だか素敵ですね。

b0020525_1014546.jpgb0020525_10141273.jpg
<左>カルガモちゃん。玄関先にこんな風景、憧れです。
<右>三島から見る富士山もとっても綺麗!
その後、10年ぶりに高校時代の担任の先生トミーに挨拶しに行く。「もうブラジルから帰ってこないんだと思ってたよ~」と言われる。先生の白い髪の毛が時代の変遷を感じさせてくれました。先生、高校時代の個人成績表はいらなかったけど、ハーモニカまで披露してくださってありがとうございました。

というわけで、本日の最終目的地、長泉町文化センターベルフォーレに到着~。

b0020525_10263218.jpg会場は7割くらいの入りだったかなあ。明らかに長泉町以外から駆けつけた人が多かったけど、地元のおじいおばあもちらほらいて、いい感じ。今回のライブはギターの笹子さんとフルート&サックスのスティーブさんの3人編成。去年渋谷AXでやったJAZZYなアンさんも最高だったけど、アンさんの生声を味わうにはやっぱりこれくらいの編成がベスト。蘇州夜曲、こころ、ハレルヤなどに酔いしれ、ダブルアンコールの後、最後の曲は"DINDI"。
b0020525_10524594.jpgアンさんの歌を聞いていると、なんていうんだろう、自分がすごくニュートラルに戻ることを感じる。焦っている自分、イライラしている自分、お腹を抱えて笑っている自分、ブラジルを想って涙する自分、自分のギアがハイの時もローの時も、なんだか全て自分なんだなぁと素直に受け止められて、「ああ、こうしていられるのは幸せだな。生きてて良かった」と思えてしまう。
そんな人ってきっと人生に数えるほどしかいない。
ほんと、アンさんに感謝。次回こそは・・・!

>>アン・サリーさんオフィシャルサイトへ
[PR]
by hayatao | 2006-10-14 11:10 | ライブ
お台場で見つけたSun Paulo
先週の日曜日に行われた「渚音楽祭」@お台場に行ってきました。
ハウス/テクノ/トランス/ヒップホップ/レゲエ/ジャム/ロック/アンビエントなどダンスミュージック中心にDJやアーティストが出演する東京都心の野外フェスティバルで、春と秋に毎年行われていたようですが、5回目となる今回、テクノ好きな兄貴たちに連れられて同行してきました。
b0020525_12381439.gif

b0020525_12393389.jpgあいにくの曇り空だったのですが、会場に着いてみると長蛇の列!!前売りを買って行ったにもかかわらず、なんと1時間半待ちという混雑具合。
b0020525_1240540.jpgようやく入場~!合計7つのブースに分かれているのですが、もっとも大きいブースでは「渋さ知らず」をはじめ、卓球、Jeff Millsら大御所たちがご出演!ほんとは、渋さ知らずを見に行きたかったのですが、長蛇の列のため間に合わず。。卓球から聞き始めたのですが、なんだかパッとしなかったため、ブースをうろうろと・・・
で、見つけました!!今回の大目玉!!!
b0020525_12445366.jpgテクノ系の音がこだまする会場の中で、ひときわ異質なロックな音を流しているバンドを!!その名も・・・
「SUN PAULO」!!!え?あの、サンパウロ?・・・いやブラジルのサンパウロの綴りはSao Pauloだ。まぁそんなことはさておき、風が吹いたらひとたまりもないようなテントでスチームボーイに出てきそうなファッションを身にまとい、熱いパフォーマンスを繰り広げる彼ら。ジャンル付けし難い音に聞き入っていると、、、どこかで聞いたようなフレーズが、、、

b0020525_12514957.jpgステージに近づいて聞いてみると、、、opa!ジョルジ・ベン様の曲じゃないか!!しかもポルトガル語とは位置づけしにくいわけのわからない言葉で歌っている!!おおーーーなんじゃこりゃーーー
でも、不思議と引き寄せられる彼らの音。
・・・ま、参った。最後にボーカルの人がこう言っていた「2006年アフリカで僕たちは宇宙で一番美しい音を聞きました。そして2009年、今度は奄美大島で宇宙で一番美しい音が聞けます!!!」

やばいぜSUN PAULO。今回のフェスの主役は彼らに決定!!今後もチェックしていこう。
こうなったらカリオカとしては、リオデジャネイロならぬ、リオジャネーヨくらいのバンドを作ってみるか!!!
SUN PAULO公式サイトへ>>>
[PR]
by hayatao | 2006-04-18 05:08 | ライブ
お祭り好きが高じて…130万人ライブ!
もう既に日本のニュースでも流れているので、知っている方も多いと思いますが、
先週の土曜日、リオのコパカバーナ海岸でRolling Stonesの無料野外ライブが行われた。
そこに集まった観客数は…な、なんと130万人以上!!!

b0020525_1602895.jpg13万人じゃありません。130万人です!日本で言うと、大体沖縄県民の数に相当します笑。満員の国立競技場が23個分といった方がわかりやすい?笑
そんな数の人々が一つの海岸に集まるなんて一体…。しかも場所は世界有数のビーチ、コパカバーナ。美しいカーブを描いた海岸線で有名なビーチですが、一方で犯罪率が高いビーチとしても有名(笑)。旅行者だったら夜9時以降は歩いちゃいけません!10年ほど前からこの海岸では毎年のように無料野外ライブが開かれるようになりましたが、ローリング・ストーンズのような世界的ビッグバンドが来るのは初めてだし、観客数130万人というのも並大抵のことじゃない。しかも始まった時間が夜の9時45分から。…なんてラテンな時間。。
ストーンズのボーカル、ミックジャガーは「100万人を集められなければこのライブは失敗だね」と言っていたというから、このビッグイベント運営側にしたら相当プレッシャーのある大仕事だったんだろうなぁ…。
b0020525_16173474.jpg見て下さい。左の写真。ライブが始まりました。赤い照明が当たっているのが舞台、そしてブルーに光っている部分はぜーんぶ人人人…。こんだけ海岸に人が集まることって、ブラジル代表がワールドカップで優勝してもありえないぞ。。。恐るべしストーンズ。
果たしてどんな曲を歌ったのか…
→曲リスト
b0020525_1715479.gif
で、僕が興味あったのは、そのライブ会場。いくら大きなステージを作ったとしても130万人もの人にその「音」を伝えるのは相当難しいし、セキュリティーも大問題。そのために、舞台設計者(PLANMUSIC)とリオ市はどうしたかというと、、、6000人以上の警察官を海岸のみならず周辺通りに配置し、車やバスはもちろん通行禁止。設置された簡易式トイレは870セット。130万人に対して6000人の警備や870セットのトイレって…おいおい少なすぎやしないかい?そして肝心の音は、上の図のように音の反響板を付けたポールを80mおきに配置することによって、音がジグザグに反射していくという仕組み。もちろんミックジャガーを米粒以上にちゃんと見られる人なんてVIPか徹夜で場所を確保したストーンズマニアだけ。それ以外の一般人向けに用意されたのは等間隔に置かれた12m×13mのスクリーン。ストーンズのメンバーや一部のVIPなどのセキュリティに関しては、ホテルコパカバーナパレスに直結した仮設歩道橋を渡ってダイレクトに引き上げられるという仕組み。

b0020525_17132966.jpg果たしてこの宴の結果は……
約250人が何らかの体調不良、22人の迷子、196トンのゴミ、3人がナイフで刺されて重軽傷などなど。ライブ後の交通渋滞等に関してはご想像にお任せします。笑
130万人という人数を考えれば、かなり大成功なイベントだったといえるのではないでしょうかね。
実際に無料ライブの恩恵を受けた人々の反応は…
「もうがっかりって感じ。スクリーンの設置が低すぎて全く見れなかったわ。」とか「音が小さすぎて全く聞こえなかったわ!」とかもう言い放題。。。。ブラジル人よ、あのストーンズライブを無料で見られたんだからそんなに文句を言いなさんな。。
ちなみにこのイベントは、Claro、Motorolaの携帯電話会社2社とリオ市の主催によって実現したそうです。ロックイベント史上、最高の観客動員数を記録したというが、果たしてこんな大きなイベントをやる必要がそもそもあったのか?と思ってしまう僕はやはり日本人。。彼らのフェスタ好きには叶いません…。ギネスに登録されるのも時間の問題でしょう。

[PR]
by hayatao | 2006-02-20 17:23 | ライブ
Annさんライブ
木曜日の夜、Ann Sallyさんのライブが渋谷AXであった。
4年前に彼女の歌声を聞いて以来、すっかり虜になってしまい、
4年経った今でも追っかけ状態。どんな小さなライブでも足を運んできた。

2年前も同じ場所でライブがあったのだが、当時とは比べ物にならないほど
お客さんの数が多くて、立ち見のお客さんも多かったのにはびっくり。
すっかりメジャーになったようです。

今回のライブはBrand-New Orleans Tourというタイトルがついた極上の2時間30分。

第1部はショーロクラブの笹子さんとしっとり聞かせる今までのAnnさんソングス。
ファーストアルバムのVoyageからも数曲演奏された。
アルバム未収録曲の日本語の歌をたくさん歌っていたが、
Annさんが日本語の歌を歌うと本当に日本語という言語が美しく聞こえる。
繊細さを併せ持ちつつ迫力のある日本語の響きが綺麗だった。目をつぶって堪能する。

第2部は、Annさんが医学の勉強で3年間過ごしたニューオリンズで培ったJAZZ。
ニューオリンズから来たピアノ、バス、トランペット、トロンボーン、ドラムの個性強すぎな奏者たちが最高のパフォーマンス!!
ここは日本かい?ブルーノートかい?と思わせるほど、JAZZの聖地にトリップしてしまった。
正直言ってAnnさんがJAZZアルバムを出したときに「う~ん…どうなんだろう」と思っていたのだが、今回のライブで生音を聞いて撤回ぃ!!!!
最高じゃないですか。

どこかのセレブのSPをやっていそうな男たちが奏でる力強いJAZZの音色。
そしてそれに負けないAnnさんの透明感のある声量。
ニューオリンズという地は行ったことがないけれど、今日のライブからその地がどんなに素晴らしい場所なのか、ひしひしと伝わってきた。
Annさんも言っていた通り、世間では明らかにニューオリンズ被災関連のニュースは減ってきているけれど、こうやって平和な国でのほほんと暮らしている一方で、被災に苦しんでいる人たちがいることを忘れてはいけない。蓋をしてはいけない。
実際にバンドメンバーの彼らも、家をなくし仮住まいをしている状況とのことだった。
そんな中、日本に来て僕たちに最高のパフォーマンスをしてくれたことに最大のリスペクトです。

「音楽の力ってすごい。」
ブラジル・サルバドールのカーナバルで身をもって感じたことが、
ここ渋谷でも感じられるとは思ってもいなかったです。

胸いっぱいの最高のライブでした!!
25日の横浜赤レンガでのライブも行くぞ!

b0020525_7424445.jpg

[PR]
by hayatao | 2005-12-10 07:42 | ライブ
Avisou, avisou, avisou...Que vai rolar a festa!!
ついに、あのブラジルポップス界のクイーン、Ivete Sangaloが来日するようです!
ブラジル国内ではジョアンを凌ぎカエターノに匹敵するくらいの知名度を持つ超メジャーシンガー。特に若年層からは圧倒的な支持を得ています。
僕的にはブラジルの国民的アイドルXUXAの後釜、"XUXA2世"と勝手に呼んでいます。

そんな彼女が念願かなって初来日。
前から日本に行きたいというコメントは色々なところで見たけど、まさか本当に来ると思わなかった。かなり衝撃です。やっぱり日本にいるたくさんのブラジル人のおかげなんだろうな。

サルバドールのカーナバルで見ただけで、彼女のライブにちゃんと見に行ったことがないので
これは逃すまい!!
…でもやっぱりブラジル人が多い静岡と名古屋のみの講演。。これは静岡だな。。
b0020525_1345479.jpg

Ivete Sangalo初来日ツアー2005

○7月2日(土) em ツインメッセ静岡 22:00開演 ¥6000円(当日券¥7000)
○7月3日(日) em ポートメッセ名古屋 16:00開演 ¥6000円(当日券¥7000)
[PR]
by hayatao | 2005-05-21 12:53 | ライブ



「すべての道はブラジルに通ず」リオ育ちの日本人による徒然日記。ブラジルの建築・デザイン・サッカー関連のことが中心です。建築設計事務所での修行を終え08年12月よりサンパウロ勤務。カステラ工房主宰。
by hayatao
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
information
★web制作から撮影、インテリアデザイン、建築設計までカステラ工房ではトータルにデザインを承ります。
ご依頼、ご相談はこちらへ
castellakobo@gmail.com
----------
「Save the 下北沢」Save the 下北沢
僕は世田谷区による下北沢再開発計画を断固として許さない!ブラジル南部の環境都市、クリチーバ市の元市長のジャイミ・レルネル氏も代替案を提案しています。

----------
人気blogランキングへ
カテゴリ
全体
ブラジル
日本のブラジル
お建築
デザイン
MPB
お仕事
東京散歩
サッカー
展覧会
ライブ

映画
下北沢
音楽

姪ちゃん
Works
時事ネタ
未分類
以前の記事
2009年 05月
2009年 02月
2008年 12月
more...
ライフログ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
なかのひと