仙川が熱い! ブラジル人建築家ユニットの個展
随分と更新が滞ってしまいましたが、
残り少なくなった東京でのカリオカ生活を満喫します。

今日は、ブラジル人建築家の個展のお知らせ。

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「ブラジル建築遺伝子の融合・再構築」

何やら小難しい日本語になっていますが、
フランシスコ・ファヌッチとマルセロ・フェハスが率いる
ブラジルの建築家ユニット、Brasil Arquiteturaによる
日本初の展覧会です。

彼ら二人が生まれたのはミナス・ジェライス州という17世紀後半に
金塊が発見されゴールドラッシュによって発展した州です。
州名を訳すと「宝石の鉱山」。わかりやすい。笑

彼らはそのミナスジェライス州のマンチケイラ山脈の民家に
ブラジル建築のルーツを見出し、展覧会はそこから始まります。

ヴァナキュラーな建築と言ってしまえばそれまでですが、
マンチケイラの民家にしろ、白川郷の合掌造りや東北の曲がり家にしろ、
地元に根付き人々に愛され長年使われている”民家”には、
現代人が思いもつかない知恵がたくさん詰まっていますね。

展示は精米工場の再生計画「KKKK」(1996)、サルバドール市「ロダン美術館バイーア」(2002)、イロポリス市「パンの博物館ーコロニェーゼ製粉所」(2005)の代表的作品も紹介されていますが、マンチケイラの民家の様子や、パン製作の過程など建築とは直接的には結びつかない映像や、さらに彼らがデザインした家具に実際に座れたりと、建築家の展覧会っぽくない展示で、かなり刺激的です。彼らが建築と言うものをどう捉えているか、全体の展示を見た後にふんわりと伝わってきた気がします。
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展覧会のオープニングにお二人もいらっしゃっていたので、少しお話させて頂きましたが、
彼らは今でも時間ができれば自分たちのルーツであるミナスに帰省して
インスピレーションをもらいに行くそうですよ。
お二人は今ではブラジル建築界のトップ5に入る方だと思いますが、
とってもユーモアがあって品のある優しい方でした。


Brasil Arquitetura公式サイトへ>>

東京アートミュージアム公式サイトへ>>


お散歩がてらぜひどうぞ!

<おまけ>
仙川がめちゃくちゃ変わっていてびっくり。
ここは代官山か?というくらい小奇麗になってました。
昔は電車が中々やってこない甲州街道沿いの通過駅でしかなかったのに・・・。

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安藤忠雄による建築群が並ぶ通称"安藤忠雄通り"(ウソ)。
ちなみに、今回の展覧会が開かれている東京アートミュージアムは一番手前の建物です。
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by hayatao | 2008-12-04 02:37 | 展覧会
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「すべての道はブラジルに通ず」リオ育ちの日本人による徒然日記。ブラジルの建築・デザイン・サッカー関連のことが中心です。建築設計事務所での修行を終え08年12月よりサンパウロ勤務。カステラ工房主宰。
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