2006北陸の旅 【金沢編】
年末からブラジルに行こうと思っていたが、1週間くらいの滞在じゃやっぱりもったいないと思い直し、今回のブラジル行きは断念。
その代わり、以前からずっと行きたかった北陸へ行くことにした。目的地は金沢と白川郷。2泊3日のスケジュールで北陸の雪、自然、建築、アート、そして人々を満喫。
その模様を2回に渡って写真でレポートしまーす。
今回はまず1日目に滞在した金沢です。

【金沢編】
b0020525_0282885.jpg羽田発ANAで小松空港へ。眼下には真っ白の雪景色!これぞ北国!東京にいるとこういう地形に鈍感になるよなぁ。地形的貧困っていうか何というか…。

b0020525_0382920.jpg金沢滞在のメインは2004年の年末に完成した21世紀美術館を見に行くことだった。SANAA(妹島和世+西沢立衛)の設計によるこの美術館は、建築界のみならず、美術界でも注目されたものです。ちなみにこのオレンジのロゴは佐藤卓氏によるデザイン。そういえば、佐藤さんとはサンパウロでちょこっとお話したことを思い出す。このロゴも佐藤さんらしい。

b0020525_0531098.jpg辺りは雪一面のなか、やわらかくのっぺりと白い大地に根を張ったような美術館。雪の下には色鮮やかな緑の芝生が広がっているはずだが、この雪景色も妙にマッチしている。

b0020525_173163.jpg中に入りさっそくベンチに腰を下ろすと、外にいるのでもなく中でもない不思議な感覚に陥り、しばしベンチでボーっとする。。内部は白で統一されたような空間。そして雪が積もる外部も白い。"白"という無色の連続が内外の曖昧さを強調させているんだろう。ブツブツ。夏に来たらまた違った感情を喚起させるんだろうなぁ。一面が緑の芝生だから浮かび上がったような感覚になるのかも。

b0020525_11383.jpg美術館で行われていた展覧会「Alternative Paradise~もうひとつの楽園」を見て回る。主旨などは省略していわゆる現代美術展だが、これが意外にも面白かった!一番上の案内図を見てください。美術館内部には展示室がランダムに配置されているのが分かると思います。ここがミソで、各作家ごとに展示室が分かれているのが、普段単調になりがちな美術鑑賞にメリハリをつけてくれている気がしました。僕なんか作品数が多いと途中でダラダラになってしまうんだけど、今回は展示室の合間合間に空間的な気分転換(?実際休憩用のイスがたくさん置いてあった。このイスたちがまたカワイかった。)があったので、不思議と疲労感はあまりなかった。作品No.1はレースや布、髪などの素材を使って独特な世界観を表現していたアン・ウィルソン。それに次ぐ作品は、隈さんプロデュースのT-roomの中にあった原研哉さんのTSUKUBAI。超撥水加工を施した掛樋やつくばいの上を水がコロコロと球のように転がり落ちていくという明快な仕組みは、すごーく原さんらしい作品。※ただし1200円という入場料は高すぎ。。。

b0020525_152421.jpg展覧会場から出て美術館内をウロウロ。展覧会場以外のスペースは一般に開放されており、無料で入ることができる。が、時間が遅かったからなのか、人がまばら。フロアーはツヤのあるモルタル。そしてなかなかない広いスペース。こうくれば、カポエイラしかないでしょう!一人カポエイラで記念撮影!!

b0020525_1555393.jpg金沢の代名詞"兼六園"ももちろん鑑賞。冬の兼六園はモノトーンの世界。水墨画の中にいるみたいだった。水戸の偕楽園は以前行ったことがあるから、残すは岡山の後楽園だ!!

b0020525_245419.jpg金沢三茶屋街の一つ、ひがし茶屋街。ここだけ映画のセットみたいに作られすぎていたが、どの店もセンスが光っていた。

b0020525_2135186.jpgひがし茶屋にある"志摩"というお茶屋さんの内部。1820年に建てられたこの茶屋は、建築以来ほとんど手を加えられていないらしいが、いたるところに贅を凝らしてあった。お茶は文化だと再認識。

b0020525_2243721.jpg初日の夕飯は地元の飲み屋さん"満まるまる"。親子二人で切り盛りしているお店で、観光客だと分かると親身になって料理を説明してくれた。写真は北陸の特産物"香箱蟹(コウバコガニ)"。香箱蟹とはズワイガニの雌なのだが、身がたっくさん詰まっていてうますぎ!!!

b0020525_2331334.jpg同じく北陸名物"丸イモ"。サトイモと似ているが、食感がもっと粘り気があった。イモの中では高級食材らしい。これもうまい!!!常連さんとも意気投合し、"手取川"という日本酒をプレゼントされる。これもまた美酒!結局閉店まで盛り上がった。ありがとうママ。

というわけで、金沢編は以上。次回は白川郷編を…。
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by hayatao | 2006-01-11 02:39 |
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「すべての道はブラジルに通ず」リオ育ちの日本人による徒然日記。ブラジルの建築・デザイン・サッカー関連のことが中心です。建築設計事務所での修行を終え08年12月よりサンパウロ勤務。カステラ工房主宰。
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