探せば出てくるニーマイヤー本
先日、区の中央図書館で資料探しをしていたついでに、ニーマイヤー(※オスカー・ニーマイヤーとは、ブラジル建築界の大ボス。今年98歳。でもバリバリ仕事をこなし、相変わらず女体をスケッチするとんでもない爺さん。)というキーワードで検索をしたところ、ヒットしたのが2冊。

しかも、その2冊が今まで読んだことないような内容の本で、普段は日の目を浴びることのない保存庫という倉庫にあるらしい。早速資料探しの時間を使って取り寄せてみた。

1冊は新建築という建築雑誌のバックナンバー。建築を専門としている人なら必ず知っている建築雑誌。9年前のその雑誌にニーマイヤーと三宅理一の対談の模様が記されていた。9年前はまだ建築に興味が全くなかったので、今回初めて読んだ。あのブラジリア関連の仕事を1月4万クルゼイロの給料でやっていたというのは初めて知ったが、いたるところでニーマイヤーのコミュニストっぷりが伝わってくる内容だった。

で、もう1冊がすごい。表紙からしてカッコいい。
その名も「オスカーニーマイヤー」。そのまんま。
合計71ページで構成されたその古書は、1964年初刷。おそらく増刷はされていない模様で、出版社は鹿島研究所出版会(現鹿島出版会。だと思う。)。
僕の知る限り、日本語で書かれた最古のニーマイヤー本は「THE WORK OF OSCAR NIEMEYER」という美術出版社 から1952年に出たもの。(ちなみにまだその本を手に取ったことはない…。)おそらく本書はそれに次いで古い本だろう。
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文章はまだ全部読んでいないが、1960年にブラジリアは竣工しているので、そのわずか4年後にこの本は出版されていることになる。当時絶対こんな本売れなかったんだろうな・・・。
最も魅力的なのが、ブラジリア竣工直後の写真が多数使用されていること。特にブラジリア全体をパノラマで写した写真はパイロットプラン(官庁街などがある中心部)以外の地区に建物が全くない!!この都市のコンセプトがわかりやすぃーく写真1枚で説明できちゃいます。他にも今まで見たことなかったスケッチや模型がたくさん!!
ニーマイヤーフェチにはたまらない内容となっております。再刷されないかな。。

PS. どなたか1952年のニーマイヤー本の在り処を教えてください・・・・・・
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by hayatao | 2005-12-16 06:47 | お建築
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「すべての道はブラジルに通ず」リオ育ちの日本人による徒然日記。ブラジルの建築・デザイン・サッカー関連のことが中心です。建築設計事務所での修行を終え08年12月よりサンパウロ勤務。カステラ工房主宰。
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